徒然なるままに

あるがままを生きる

秋の野花



東京はこのところ曇りの天気が続いている。東京に住んで半世紀近くになるが、この時期に曇りがこれほど長く続くことは、これまであまりなかったのではないかと思う。先日の日曜日は、運よく雨も上がったので、多摩川サイクリングロードを周回してきた。河川敷には、ふけゆく秋を惜しむかのように、小さな花々が咲いていた。




これは、センダングサである。ミツバチがお腹に丸い花粉を抱いているのがかわいらしい。ミツバチが活動するのは春だと思っていたが、この花粉をどうするのだろう。厳しい冬を乗り切るための食料だろうか。こうやって観察していると、どんなに小さな生き物もいとおしくなってくる。





こちらはムラサキカタバミである。ちょうど上掲のセンダングサの隣に群生していた。なにげなく通り過ぎてしまう河川敷も、じっくり観察しているとまた新しい発見がある。自然の営みは神秘的で美しい。



<その他の花>

マルハコウソウ



コスモス



キクイモ



アキチョウジ・ミカエリソウ



セイタカアワダチソウ



おわり

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