徒然なるままに

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名曲との出会い_アルルの女の第2組曲、メヌエット


これまでクロマチックハーモニカの練習曲として、わたしの好きな世界の名曲をいくつか紹介してきた。今回は“アルルの女の第2組曲、メヌエット”を紹介したい。この曲は、G・ビゼー(Georges Bizet, 1838- 1875)の歌劇『美しきパースの娘』の曲を、ビゼーの死後、友人のギロー(Guiraud:1837-1892)が編曲したものであ る。フルートとハープによる美しい旋律に心が洗われる。



簡単そうに聴こえて、吹いてみるとこれが意外と難しい。特に中間部は、テンポが速いうえにレバー操作が忙しく、スムーズに吹けるようになるまでに半年もかかった。少しは脳みそが若返ったかも知れない。しかし、技術力、表現力いずれもまだまだ道半ばであり、練習のしがいのある曲のひとつである。



ではさっそく、最も気に入っているデンマーク放送交響楽団の演奏をどうぞ



楽譜はこちらをどうぞ。

(後半部はYoutubeの演奏と若干異なっているので、適宜アレンジしてください。)



ちなみに、この演奏の中でひときわ輝いているフルート奏者が気になったので調べてみた。彼女の名前を“Ulla Miilmann”という。優雅で落ち着いた美しい演奏に心が洗われる。彼女の演奏を他に聴いてみたい方はこちらもどうぞ。



一流のオーケストラは極選り抜かれた超一流の奏者により構成されている。団員になるのがどれほど難しいかについて、“ビジネスパーソン向け人気連載|ビジネスジャーナル” の中で、指揮者の篠崎靖男氏はつぎのように述べている。


「・・・すべての日本のオーケストラに欠員が出ない年があったとすれば、その年、音楽大学を卒業した数千人の演奏家を含め、オーケストラに就職したいと考えている多くの演奏家にとっては、その年はオーケストラへの就職のチャンスはないということになります。なかでも、ハープやチューバのような、各オーケストラに1人しか必要のない楽器奏者は、もっと大変です。たとえば、若いハープ奏者が一旦入団すれば、引退するまでの約40年間は、いくら才能ある奏者であっても、もうそのオーケストラに入れないことになります。

・・・音楽大学を出ても、オーケストラに就職できるのは一握り。そんなすごい才能の集まりがオーケストラなのです。」



こんな超一流の奏者が奏でる音楽を、手軽に聴くことができるのだから幸せな世の中になったものだと思う。しかし、そんな演奏家たちの卓越した才能と日々の研鑽に対して、敬意と感謝の気持ちを忘れてはいけないと思う。



おわり

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