気ままな寂しがり屋さん
構うとパンチで応酬
無視していると、スリスリ、スキンシップ
抱き寄せてタオルで体を拭いてやると、放したとたんに振る向いて噛みついてくる。
気の向かないことをされると、とてもいやなようである。
夜は同じ布団の片隅で丸くなって寝る。
布団の中に入れようとすると嫌がるくせに、無視していると布団の中に入ってきて体をくっつけてくる。
昼間は好きな時に散歩、頻繁に帰ってきては窓越しにこちらの様子を窺う。
にっこりすると、安心したようにまた散歩に出かけていく。
母猫のタマのところに出かけていると思うがよくわからない。
こんな、寂しがりやで気ままな猫を見ていると心安らぐ。
つかず離れずの微妙な距離感が心地よい。
2年前に保護したララのこと。
梅雨に入り、雨模様の日が多くなった。
こんな日は、1日中ベッドの片隅で丸くなっている。
生きていることの喜びを噛みしめているようである。
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