光陰光の如し、今年を振り返って
月日の過ぎるのは早いもので2018年も明日で終わりである。年々月日の過ぎるスピードに加速がついていくように感じる。年取るほどに感受性が鈍くなり単調な日々になりがちなのと、過去のことを忘れっぽいせいだろう。またひとつ年を取る。ちっともめでたくない。正月になると「おめでとう」というが、あれは「無事に越年できてよかったね」の意味だと理解している。
今年もいろいろなことがあった。政治経済ではまさにトランプに振り回され、最後は株大暴落で締めくくるという暗い1年だった。また多くの著名人が亡くなった。特にスポーツ界や芸能界で活躍した有名人が若くして亡くなったのは悲しい。スポーツ界や芸能界は、生活が不規則になったりストレスが多かったりするのも原因しているのではないだろうか。中でも樹木希林さんの全身癌を患いながらの、強く美しく凛とした最後を全うされた生き方には感動した。自分もあのようにありたいと思うが、果たしてできるだろうか。
私生活では、趣味のクロマチックハーモニカ演奏の腕が上達していくのが実感でき嬉しい。特にFantaisie and Variations on The Carnival of Venice(ヴェニスの謝肉祭による変奏曲)の演奏にある程度可能性が見えてきたのが大きな成果だった。この曲は毎分500拍という高速演奏が約8分続く。この難曲だけは無理だろうと思っていたが、9月から毎日1時間の練習を続けた結果、最も難しい最後の章を除き何とか吹けるようになった。“継続は力なり”を示す結果である。65歳になって初めて楽譜というものを手にして2年の練習の成果としては、まあまあ自分を褒めてあげてもいいのではないかと自画自賛している。年を取ってもやる気さえあればできる。
さて、先日は今年の競馬を閉めくくる有馬記念が開催された。馬券はネットでも買うことができるのだが、サイクリングを兼ねて東京競馬場まで往復30kmを走ってきた。競馬場ではレースは行われないが、この日はたいへんな賑わいだった。巨大なターフビジョンを観戦しながら、みんなでお祭りを楽しもうということなのだろう。買った馬券は1番人気のレイデオロと3番人気のブラストワンピースの2頭を軸に5頭流しの3連複をそれぞれ200円と、レイデオロ軸にブラストワンピース2番人気キセキの2頭ながしの馬連をそれぞれ500円づつの計2000円のケチケチ戦術。結果は1着ブラストワンピース、2着レイデオロ、3着シュバルグランということでいずれもアタリ~!正月の酒のおつまみ代ぐらいにはなった。今年は最後がよかったので来年こそは明るく良い年になると信じている。
読者のみなさんへ
今年も、つたない記事を読んでいただきありがとうございました。また来年もマイペースでブログを楽しみたいと思います。ご健康で良い年をお迎えください。
高尾山からの眺望、はるか前方に東京都心、眼下に八王子市(2018年12月30日)
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