徒然なるままに

あるがままを生きる

クラシック音楽との出会い

音楽や絵画に触れ、たまに鳥肌が立つように感動したり、心地よい幸福感に浸るときがある。クロマチックハーモニカとの出会いもそうだった。それが縁でクラシック音楽にはまってしまった。クラシック音楽の格調高いリズムが原始的な脳幹の襞を揺らし、煩悩や雑念で疲れた心を癒してくれる。


60歳以上の高齢者であれば、誰でも複音ハーモニカに一度は親しんだことがあると思う。クロマチックハーモニカはこれとはやや異なり、1穴で4つの音を出せるので操作はやや難しくなるが、高齢者でも練習すればすぐに上達すると思う。私も65歳で始めて、1年半の練習でクラシックだけでも50曲以上吹けるようになった。


クラシックは音楽のテンポ(スピード)の変化の大きいものが多い。それが格調高いリズムにもつながっていると思う。中には1分間に数10拍から500拍程度まで変化するものがあるので、反射神経の鈍ってきた高齢者にはやや不利であるが、頭の体操にもなる。最近では、なんとか400拍程度までは吹けるようになってきた。






この20年の情報通信技術の進歩は目覚ましく、音楽の世界においてもほんとうに便利な時代になってきたと思う。世界の超一流の演奏をいつでも無料で聴くことができ、楽譜も簡単に手に入る。


YouTubeで最近感銘を受けたのが、オーストリアのクロマチックハーモニカ奏者:Franz Chmelの演奏である。


Franz Chmel


超絶なテクニックと、正統派の確かな音色が心を打つ。しかし、YouTubeの投稿が2年前で途切れていることに気付いた。残念なことだが、2016年に72歳で他界していることがわかった。しかし、すばらしいハーモニカの音色は永遠である。


そして、先日、衣笠祥雄さんが71歳で亡くなられた。


人の世のなんと儚く無常なことか... 心からご冥福をお祈りしたい。


1コメント

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  • かなみ先生

    2018.04.29 06:33

    こんにちは。そういえば、こちらでも繋がっていたのですねー😊✨✨